弊社のSDAF加圧浮上装置の特徴

弊社のSDAF加圧浮上装置は、革新的な異相混合UNITをもつことによって、次の特徴があります。

① 圧倒的な固液分離能力を発揮する

一般的な加圧浮上装置は、排水中に微細気泡を注入することによって、排水中の粒子(SS)に気泡を付着させ、その浮力によって粒子を水中から浮上させて分離するものとなっていますが、弊社の加圧浮上装置は、異相混合ユニットを有することで、次のことを実現しています。

[1] 気体、液体、固体の三相を素早く、効率的に混合攪拌する。
[2] 強力なサイクロンを産生する。
[3] 産生されるファインバブルはマイナス電位に帯電しているため凝集効果が上がる。

これらの結果、次のように微細気泡ごと凝集フロックを形成し、フロック自体が浮力を持ちます。

② 非常にコンパクトである

排水処理の現場では、非常に限られた空間に装置が集積しているのが実状となっております。
従来の加圧浮上装置と比べて、弊社のSDAF加圧浮上装置は約1/3から1/2というサイズとなっており、コンパクトであることが魅力の一つでもあります。

コンパクトになる理由は、硫酸バンドやアニオンなどの凝集剤を投入して撹拌する凝集反応装置が必要ないことと、異相混合UNIT配管の中で凝集撹拌が同時にできるために、浮上分離槽を必要以上に大きくすることがないためです。

またコンパクトであるがゆえに、同じ排水量を処理する従来の加圧浮上装置と比較しても、価格を大きく抑えることが可能となります。

③ 沈殿した汚泥の吸い出し作業が不要になる

異相混合UNITにおいて、下図のように圧搾空気を混合流入させることによって、高濃度なファイルバブルを産生しております。

高濃度なファインバブルが安定的に産生され続けることによって、排水との高い接触効率で全てのフロックが浮力を持つことによって、加圧浮上装置の底にフロックが沈殿することもなくなるため、沈殿したフロックをバキュームで吸い出す作業が不要になります。

商品ラインナップ

よくあるQ&A

SDAFは何の略ですか?

SDAFは次の通り、従来の加圧浮上を超えた装置を表しています。
Super Desolved Air Flotation

なぜ他社の製品と比べて1/2~1/3にコンパクトなるんですか?

上記の特徴に記載の通り、「凝集反応装置が不要」だったり、「浮上分離槽を大きくする必要がない」という理由によるのですが、それを実現しているのが、くねくねした配管が特徴の異相混合UNITであります。それはつまり異相混合UNITの内部で、排水が流れていく途中で高濃度のファインバブルによって凝集フロックを形成しているからと言えます。

100トン/日以下の加圧浮上装置はありますか?

他社の大手企業は、500トン以上の加圧浮上装置が多く、100トン/日以下の加圧浮上装置は弊社だけになります(弊社調べ)。

装置はステンレス製ですか?

はい、オールステンレス製となっております。
さらに、排水処理量が同様の場合、弊社の装置は他社と比較して安い価格でご提供しております。

乳化した油分も取れますか?

納品したお客様の中には、今まで凝集剤を使用してたのに、弊社の加圧浮上装置を入れられたら凝集剤を使わずに固液分離ができるようになりました。
SSが多く含まれている排水には従来と同じくらいの凝集剤が必要になりますが、乳化した油分などは凝集剤が不要になる場合もあります。

納期はどのくらいですか?

最短、90日となっております(他社は1年待ちも多い)。
さらに半導体不足で日本国内ではインバーターの入手も困難な状況となっておりますが、これも弊社では入手可能となっております。

デモは必ず必要ですか?

デモの前に凝集実験をします。排水サンプルを5リットルを送っていただきます。
そこでお客様の課題を解決できるかの検証を行います。
油分が取れてないとか、臭いが取れていないとか、それらは凝集剤で処理できる範疇となります。
そこまで検証が済んでいれば、基本的に加圧浮上装置を入れることで確実にお客様の課題を解決しますので、デモは必ず必要ではございませんが、現在のところデモを行うことによって、お客様に信頼性の向上と安心感を提供しております。

どういうところで使用すると有効ですか?

次の業種、業界において、当加圧浮上装置は大きな効果を得られます。
・食品加工工場
・産業廃棄物の中間処理場
・塗装・染色排水工場
・製鉄・機械加工工場の油分含有排水
・重金属の処理
・生物処理の前処理・後処理

加圧浮上装置はどういうもので構成されていますか?

下図の通り、9つの要素で構成されています。
① 原水流入口
② 流量調整槽
③ 投薬機
④ SDAF 加圧ポンプ
⑤ 圧搾空気流入口
⑥ 異相混合ユニット
⑦ 浮上分離槽
⑧ スキマー
⑨ 処理水排出口

どんな手順でご相談できますか?

まず当サイトの下部にある問合せ・見積依頼フォームからご連絡下さい。
およその納品までのフローは次の通りとなります。(お客様は青色弊社対応は赤色

  1. 問合せ・見積依頼フォームからのご連絡
  2. 弊社からお返事(2営業日以内)
  3. オンライン会議(困りごとを直接お聞きします)
  4. サンプル排水を発送
  5. 排水分析、基本設計
  6. 現地調査
  7. デモ(必要な場合)
  8. 見積提出
  9. ご発注
  10. 施工(弊社協力会社)
  11. 運転開始

問合せ・見積依頼は、お気軽にこちらから

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